2010年10月28日木曜日

ただの日記

最近はどうも忙しいらしい。
いったいどういう状況が忙しくて、いつが忙しくないのか。
いつ自分自身ストレスを感じていて、いつリラックスできているのか、そういったことがまったく実感できなくなっている。
けれど、それなりに受注が押し寄せて、締め切りに向かって毎日夜中まで仕事をしているからか、3日前、恐ろしい背筋痛に見舞われて、にっちもさっちも行かなくなった。

私はそもそもぎっくり腰の癖があるのだが、運動や変な動きとはまったく関係なく、ある日突然腰がくりっと壊れることがある。
そして、考えてみるとたいてい、仕事が押し迫り、寝不足が重なって、仕事の掛け合わせに、ちょっとあえいでいる時なのである。
そういう頃合を自分で先読みできればよいのだが、自分の事に関して鈍感な私にはまったくできない。


この通りにタイの伝統マッサージの店があるので、ひょっこり行ってみたら、大成功であった。
小柄で華奢な、年の頃がおそらく同じと思われる女性が、私の身体を解体するように癒してくれた。
大変な体力の要る仕事だと思うが、彼女は、無口でしかし優れたスキルを使用して、私の身体と対話をしてくれた。

次の日、若干良くなっかが、それほどでもないと言う感じだが、今日、かなり改善し、おそらく彼女の処置なく、ここまで改善しなかったのではないかと言う実感がある。
セクシュアルな意味ではなく、人に身体を触ってもらうと言うのは心地よい。セクシュアルな触体験にも、もちろん肌を触れあう癒しはあるのだが、リラックスとはまた違う。温かみを分かち合う、心を通じ合わせることが、男女の目的かもしれないが、癒しの触れ合いはそんなに熱くない。ひたすら、私自身をケアしてあげていると言う自己満足もある。

明日金曜日なのだが、気が早まって、今日仕事の後にスーパーの魚コーナーで、車えびとイカを買った。アサリもムール貝もなかったので。
そして、ル・クルーゼの鍋で、決してイタリアリゾットではないが、フランスの魚介リゾットを作った。にんにくをたっぷり入れて、ブイヨンなどは一切使わず、塩と胡椒のみ。
息子は、退屈な味だと言うが、最近私は何が入っているか分からないブイヨンには用心している。

どうでも良いことを書いた。
まるで誰かに宛てた手紙のように、時々、こうして何かを語りたくなる。
決して、私はこう思う、こういうことがあった、こうしていきたい、と言う具体性に一切欠ける文章であっても、後一時間も書いていればきっと出てくるであろう、本当に語られることの必要なテーマにも、こうした日常の語らいが影響を与えていると信じている。
思い切ったことだけを書いていこうと思ったブログだが、自分の部屋同然なのだから、好き勝手につまらないことも述べていこうと、そんなことを思った。

ブログを書きたくなるのは、一言、人恋しいのである。それに尽きる。

食後の白ワインを楽しみつつ、また仕事の残りに取り掛かる。

せめて手作りのものをしっかり振舞った晩は、子供たちの胃に良いものを入れたという満足感もあるし、彼らも食後は非常に静かである。
食事は侮れない。

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